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たたらの里 奥日野ツアーレポート(その2)

昨日からすこし風邪気味。のどがいがらっぽく、体がだるいのですが、
秋晴れの今日のお天気に救われています。

さてレポートの続き。

バスの中では多少緊張気味だった一団の空気が、呼子山の屋外活動で
一気にほぐれたかのようです。
呼子山から10分弱・・・次のポイント「たたらの楽校・大宮楽舎」では
古代からの鉄・たたらの歴史や、たたらの原理といった、いわばたたらに関わる
「そもそも」のお話しをします。

細部にわたって細かなことをお話しするのは避け、できるだけおおづかみに
ポイントだけをご理解頂くよう心がけ、タイクツなガイダンスはさっと切り上げです。
(細かいところまで、実はよく知らない・・・ということもありますが・・・汗;)
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大宮楽舎ではお隣の部屋で「つくし工房」さんがクラフトショップと喫茶を
営んでおられ、多くのお客さんがそちらで和気藹々とくつろいでおられます。

今回のツアーは相当な「弾丸」で、本当はもっと各所で滞在時間を長く取りたかったのですが
追われるようにまたバスに乗り、途中、大原鍛冶・安綱が作刀していたのではないかと
思われる下阿毘縁(しもあびれ)の大原を通り、江戸時代初頭からこの地で
たたらを行っていた木下家の前を通って、県境を越えて、
島根県奥出雲町の羽内谷の鉄穴場(かんなば)へ。
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昭和47年まで実際に砂鉄を採取する「鉄穴流し」がされていた場所だけに
やはりお話しだけでは伝えられない、ここには「リアル」の迫力があります。

バスはそこから引き返して、昼食会場の解脱寺へ。
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お弁当は「十八願」謹製。保育園から高校まで同じで、おまけに生年月日まで一緒・・・
という私の幼なじみ、十八願の女将がリキをいれて調理してくれました。
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前の日に急いで準備した「お品書き」、それでも無いよりあった方が良かったかと・・・
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昼食の時間ともなれば、食卓を囲んで、ご参加の皆さんが
ほんとうに打ち解けておられる様子。
たたらの話しもさることながら、こういった交流の想い出をどうご用意して差し上げられるか、
そのためにガイドは、けっして押しつけがましく在るのではなく、
時間の取り方や接し方に、それとなく程よい隙間をつくる方がいいように思います。

ご参加の皆さんは知的好奇心が旺盛で、目の肥えた方が多く
こちらとしてもいろいろ学ぶべきことがあった今回のガイド。

とりあえず本日のレポートはここまで。午後の部はまた後日・・・。
その1はコチラ  その3はコチラ
by okimirahagisu | 2013-11-05 16:57 | たたらの里さん歩
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