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たたらの里 奥日野ツアーレポート(その1)

もう2週間になりますが、10月19日から3日間、米子ビッグシップを会場に
「エコツーリズム国際大会2013 in 鳥取」が開催されました。

この大会の開催については、当初から運営側のひとりとして関わり、
いろいろ振り回されながら(笑)パンフやポスターの制作にも携わりました。
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また10月20日にはエクスカーションの1コースを受け持って、
奥日野にたたらの歴史を巡るツアーで20人ほどの皆さんをご案内させていただきました。


・・・・・・と言うことで、記憶がまだ確かな内にそのレポートを。

朝9時、米子の鳥取県西部総合事務所をスタート。
バス中で参加者の皆さんに自己紹介していただき、地球の歴史と鉄のはなし、
そして友人が制作してくれたアニメ『銘刀になった鉄之進』の上映。
このプロセスは、ガイドをする上でけっこう大事で、いわばツアーの「土俵づくり」なのです。
そうして最初のポイント、日南町菅沢の「吉鈩(よしだたら」に到着。

ここは大正10年、一番最後までたたらの炎が燃えていた場所で、
民家が何軒か残った集落は、往時の山内(さんない)の雰囲気を今に伝えています。
ここに建てられた鳥瞰図を描いた看板で、高殿や手代小屋、小割り長屋など
当時の様子を説明します。
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ここでざっくりと「たたら場」がどんな風であったか、
皆さん、ガッテンしていただけましたでしょ〜か? 
ハイ、ガッテンガッテンガッテン・・・(笑)

ガッテンしていただいたところで、次はすぐ傍の「呼子山たたら跡」へ。
今はキャンプ場になっているこの場所も、明治時代にたたら場であった場所です。
さて皆さん、ここがたたら場であったことの証拠を、周辺を探索して
5分間で探してくださ〜い。ただし、、自分ひとりで目を更にして、誰とも口を利かないでね〜!!
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そうして思い思いに現場を探索してもらって、同行のインディSジョーンズ氏に
答えを解説してもらったあと(インディ氏はたたら場探索の専門家・・・答えはヒミツです)
インディ氏が探索の際、携帯している7つ(以上の)道具を見せてもらい、
その楽しさを伝えてもらいます。
               ↓答えの解説中
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               ↓7つ道具開陳中
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続いてロープを使った「スケール実感体験」。
100年以上も前に営まれた「たたら製鉄」のスケールがいかに大きなものであったか、
想像力を駆使してイメージしていただきます。
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・・・・・・と言うことで、たたらのスケールの大きさ、
皆さんガッテンして頂けましたでしょうか?
ハイ、ガッテンガッテンガッテン!!!(笑)

この日はテレビ局の取材クルーが同行されて、ツアーも好調にスタート。

レポート、この続きはまた明日あたり!?お楽しみに。  その2はコチラ
by okimirahagisu | 2013-11-04 10:23 | たたらの里さん歩
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